
小暑(しょうしょ)とは、梅雨が明けて本格的に夏になるころのことで、
新暦では7月7日から11日頃を指すそうです。
七夕は日本の風物詩。
この日近くには、、小さなお子さんをお持ちの親御さんが、
願いを書いた短冊をさげた笹を持ってのお迎え帰りの姿を見かけます。
浴衣姿の人たちが目に留まるのもこの日あたりからでしょうか?
海、空、おひさま、花火、夏休みと、たくさん連想されるものがあって、
いよいよの到来を楽しみとともに、猛暑でうだる夏を憎らしく思ったりもします。
日本人はそんな季節に涼を感じる設えを豊かにイメージできる国民ですが、
和菓子の世界は、そこに重きを置いているように感じます。
菊家さんの「七夕」は、笹と短冊を意匠化した【淡雪かん】でした。
卵白を使ったお菓子は西欧ならば、メレンゲとなりましょうが、
日本は、口の中で溶ける優しい柔らかさを、淡雪という涼を感じるものに作りあげる。
素晴らしい!。
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