◆お稽古のお菓子◆

2012年5月26日

”南都七大寺” ”埋れ木” ”風あそび”

2012.5.26 本家菊家”南都七大寺”

今回は、近畿のお菓子が集まりました。
めずらしいお菓子に出逢えると、もうそれだけでテンションがアゲアゲになります。
抹茶でいただくお菓子は、ゆっくりといただけ、五感を働かせその味覚を堪能することができます。

一つ目のお菓子は、とてもめずらしい古風な印象の落雁でした。

奈良の【本家菊家】さんの”南都七大寺”というお干菓子です。
南都七大寺とは、奈良時代の末頃までにできた寺で、平城京およびその付近の
大安寺・薬師寺・元興寺(がんごうじ)・法隆寺・東大寺・興福寺・西大寺の七寺をいうのだそうです。
この南都の古寺の古亙を意匠化した香ばしい甘い豆落雁、抹茶との相性も抜群でした。

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2012.5.26 いと重菓舗埋れ木

 
二つ目は、人気のお品とみえて東京デパ地下でもみかける彦根【いと重菓舗】さんの”埋れ木”です。

彦根城第十三代藩主・井伊直弼大老が若き日を過ごした侘び住まい「埋木舎(うもれぎのや)」
に因み、その名をいただいたそうです。

手亡豆を原料にした白餡を求肥でつつみ、和三盆と抹茶をまぶした柔らかで上品な甘さです。

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2012.5.26 たねや風あそび

 
たねやさんのお干菓子
初めていただいたような気が致します。
近江八幡を旅した義母が、お店があまりに素敵なので、お稽古の時にぜひにと買い求めてくれました。
とても繊細な細工で、わたしも感動しました。
季節ごとにそのモチーフは異なり、季節の香りを運んでくれるような力を秘めているような気がします。

今回は、風車、水芭蕉に空豆です。
色のバランスもなんて美しいんでしょう。
香川の和三盆糖。口どけほろり上品な味わいでした。

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