◆お稽古のお菓子◆

2012年10月20日

爾比久良”月とうさぎ” ”紅葉”

2012.10.20 大吾 ”爾比久良(にいくら)”



栗の季節です。
というわけで、このお菓子をリクエスト。
通年ある商品ですが、このお品、この秋の季節にいただきたかったのでございます。
献上品でもあるこのニイクラは、埼玉県にある和菓子のお店の看板商品。
デパ地下でも入手が可能です。
今回は当日入荷の銀座三越で買い求めでございます。

このむずかしい漢字を使ったニイクラ。
武蔵野の面影を今に残す当地の”いにしえの呼称”から名づけられたのだそうです。

卵黄と白餡の外側は、黄味餡ではなく、「黄味羽二重時雨餡」と呼ばれているようです。
確かにほろほろとしていてさらりと口の中で溶ける口あたりは、そう呼ぶにふさわしい感じがいたします。
中は丸栗を小倉餡で包んであります。

黄味餡好きにはお試しいただきたい逸品です。
抹茶とも、よく合います。

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2012.10.20 寛永堂”月とうさぎ”


 

寛永堂さんのこの和三盆のシリーズは、
季節ごとにその姿を変えるようです。

月とうさぎ、
この箱の中に納まった様子、とてもキュートではありませんか?

7日7日には、金魚をいただきました。

7月7日ブログ記事
7月7日季節を愛でるのページ

月夜にすすき。
そしてうさぎ。
金平糖は、お星さまでしょうか?

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2012.10.20 寛永堂紅葉


 歳時記を調べてみると、10月の季語は、

十月、長月、秋の日、秋晴、秋高し、馬肥ゆる、

秋の空、秋の雲、秋の山、秋の野、秋風、秋の声、 秋の暮、秋の雨、初紅葉、薄紅葉、桜紅葉、茸、初茸、

湿地、松茸、椎茸、松茸飯、新米、新酒、 濁酒、稲、蝗、ばつた、稲雀、案山子、鳴子、鳥威、落し水、

秋の川、渡り鳥、小鳥、鵯、百舌鳥、鶉、 懸巣、椋鳥、鶫、頬白、眼白、山雀、四十雀、鶺鴒、啄木鳥、

木の実、桃、林檎、石榴、梨、柿、吊し柿、 無花果、葡萄、通草、椿の実、山梔子、杉の実、山椒の実、

烏瓜、数珠玉、秋祭、菊、菊人形、野菊、 温め酒、牛祭、後の月、砧、やや寒、うそ寒、肌寒、朝寒、

夜寒、べったら市、落花生、蕎麦、葦、荻、 火祭、木の実落つ、樫の実、栗、栗飯、団栗、胡桃、銀杏、

棗、稲刈、稲架、樅、秋時雨、露霜、冬支度、 蜜柑、橙、朱欒、金柑、柚、秋深し、冬近し、紅葉、

紅葉狩、柿紅葉、銀杏紅葉、蔦、蔦紅葉、草紅葉、鹿、猪、行秋、暮の秋、秋惜、など

があるそうです。
これでも10月は少ない方とか…。
やはり、この季節、一番は紅葉となりますか。

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