5月9日土曜日
快晴!
昨日まで、雨ばかりで気持ちが冴えなかった。
でも、柚子の調子は悪くなかった。
今朝は、gre がお休みであることを察知していて、しかも、出かける様子を見せていたので、ひっつき虫になっていた。
「どこに連れて行く?」と gre。
残り少ない柚子との時間を、この人も大事にしようと思っている。そう感じた。
遠いところは面倒がって行こうとしないのだけど、先週行った『光が丘公園』をネットで探した時に候補にあげていた『水元公園』をリクエストしてみた。
パソコンにアイコンを作って置いたままにしておいたので、「それを見て」と云ったら、見て、行くという。
こんなことは、本当にめずらしい。
gre も私と同じように、柚子のことは勿論だけれど、東京の公園を再認識して楽しんでいるのかもしれない。
先日行った『光が丘公園』もとても素敵な公園だった。
東京に住んでいて身近にあった『代々木公園』がベスト!だと思っていた。
でも、違っていた。イイ公園は他にもたくさんあった。
公園を散歩するということ、今までの私達にはなかった。
犬と共にする生活。24年にもなるのに…。
ドッグランばかり探していた。
以前は、犬と一緒に入れる公園が少なかった。
代々木公園もそのうちの一つだった。
そういう理由もあったからかもしれないけれど、犬と公園を散歩する。
そんな余暇の過ごし方、あることも考えなかった。
どこか遠くに連れて行く。そんなことがスペシャルだと思っていた。
でも、違っていた。
子供を公園へ連れて行くのと同じ。
犬も、人間が感じるように、緑豊かなところは楽しい様子。
そして、お出かけ、本当に大好きなんだな~。
疲れていても、「今日はやめとくわ」そんなこと、犬にはありえない。
お出かけ⇒ギアは即、トップに切り替わる。
毎日のお散歩、具合の悪い柚子を見ればわかる。
お散歩、これは、犬のお仕事なのです。
環七をまっすぐ、目指すは『水元公園』。
隣は埼玉県の三郷市。東京の外れです。
ウチからだとかなりの距離。逆側斜線は事故渋滞していた。
11時到着。小一時間はかかったか?
到着間際にコンビニでおにぎりなどを買い込む。
駐車場、結構、大きい。
園内の地図を見て、時計回りで歩くことにする。
まず目に入ったのは、右手の水辺。
タンポポの種が風に舞っていた。
背の高い糸杉の道を抜けると、左手にはバーベキュー広場。
そしてドッグランもあった。自然のまま、囲いがされていて、緑が青々としていた。
今回は甘夏がシーズンということもあっておあずけ…。
左手の芝生の広場で、昼食する。
みんなイイコ。リードなしでも、じっとしている。
コンビニで買ったおにぎりが美味しい!気分はピクニック。
とにかく広い!芝生広場は、広大な牧場のよう。
人もまばらなので、より開放感を感じた。
ビオトープには蓮。そして菖蒲。
メタセコイア群を抜けたら、一周し終わった。
さらに先へ。するとびっくりするような美しい水辺。
つりをする人たち、川では、カヌーを漕ぐ人もいる。
新緑がきらきら、柳が風になびく。
中にはテントを張り、昼寝する人も…。
水のもつ力を肌で感じる。表現しきれぬほど気分がいい。
ここに導いてくれた柚子にも感謝。
柚子が病気になっていなかったら、こんな遊びがあったこと、きっと気づかずに歳をとっていた。
帰りは、渋滞を避け、高速に乗る。
もったいないと私は言ったけど、久しぶりの高速道路ドライブ。
楽しかった。
いつも見る景色とは違うように感じた。
墨田川、快晴で綺麗だった。
昨晩、テレビで「東京タワー、オカンと僕と時々オトン」を観ていた。
劇中、オカンが亡くなってから元カノが、オカンが彼女に云っていたことを伝えるシーンがあった。
「東京で一緒に暮らし始めた頃に行ったたくさんの場所、楽しかったし、一生分の幸せを感じた」と。
母を思った。
そして、その東京タワーが見えてきた時、胸が熱くなった。
あの映画、好きです。
友達は、あの本を読んだ感想を、ただのマザコンの話と言いました。
けれど私は、無償の愛を注ぐ息子に対する母に返すリリーフランキーさんの思いやしてあげた様々なことは、心優しく、素敵な愛だと感じて観ていました。
そして、癌との闘い。
ベッドの上でのオカンの辛さ、
ベッドの横で、その様子見ている僕の辛さ、悲しさ、切なさ…、身に沁みました。
  
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