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柚子の闘病日記・no18


4月25日土曜日
 今朝は5時起き。gre が仕事で仕事で早出のためだった。
予報では傘マークだった。でもまだ雨は降っていなかった。
よかった!みんなで散歩ができた。
そして、なんと!昨日に引き続きウンチも出た。
gre が作ったキャベツジュースのおかげかもしれない。
私達の思いもきっときっと届いている…。

けれど歩くのは積極的でなかった。
そして今朝は、ごはんも食べなかった。

スタートが早かったので雑用は早くに済んだ。
外は予報通り、激しい雨になった。
散歩を済ませ、30分だけ買い物に出た。
柚子、心配そうに後追いした。

帰ってきて安定剤を飲ませた。
食事を再チャレンジした。駄目だった。

日中、苦しそうにしていた。マットの上にはいるけれど、伏せの態勢をとらず仁王立ちで、うつろな目で、口で苦しそうにコーコーといって息をしていた。
切なくて泣けた。

昨日、出血したためか、それまでは半透明だった鼻粘液、今日は少し茶色いものだった。
一日中、鼻の様子に注意して、拭ってやっていた。

眠らせてあげたかった。
けれど、膝の上で抱っこしても何しても今日はだめだった。

午後2時過ぎ、仕事から gre 帰宅。
世田谷の“フラウラ”のケーキを柚子のために買ってきてくれた。
柚子、美味しそうに食べた。

少し落ち着いた。私達が揃ったせいか?

その後、雨の夕方の散歩は、気分転換したいからと私が甘夏をすると立候補する。
辛そうな柚子を一日中見ていたら、心が疲れてしまった。
柚子、かぼすの散歩は、gre に任せる。

帰ってきてからはパソコンをやらせてもらって少し気持ちを柚子から遠ざけた。

夜中、少し冷えたので柚子は、gre の布団にもぐりこんだらしい。
けれど呼吸が苦しくなってもがいていたとか。

今の柚子の呼吸は鼻でする本来の犬の呼吸ではなく、口でしている。
肺にある癌の転移は、拡大しているのか?そのことによる呼吸障害なのか?
口腔内にある腫瘍たちの悪さなのか?…。

そしてこの夜、ほとんど眠らなかった。


4月26日日曜日
 昨日の雨がうそのような快晴になった。
朝方は肌寒かったけれど、まぶしいくらいの青空が広がっていた。

その天気に誘われるように、ウチのコたちの行動はとっても愉快。
gre が仕事でないことがわかる。今日はお出かけと、察する。
お天気や人間の動きに、敏感になる。
着替えをしたり、ケージを出したりしたものなら、気分はお出かけモードのスイッチに切り替わる。

昨日の雨量はかなりなものだったので、大好きな代々木公園は、足元が悪いということで止めにした。
その代わりの今日の行き先は、歩いて行ける馬事公苑。
スターバックスを目指した。

それまで柚子は、アタシの足元から離れずにいた。
見張りをしているつもりなのだ…。
置いていったことは一度だってないのに、柚子をはじめ、みんな置いていかれたら大変!と、ばかりにひと時も離れない。

お天気がいいと、犬も気分が違うらしい。
気持ちは人間と一緒。
からだに感じる清々しい風も、新緑の木々も、色鮮やかに咲く花も、きっときっと目に心に気持ちいいに違いないのだと思う。

柚子は、何十回とバギーから降りると、跳ねてアピールした。 

スタバで休んだ時間は、30分。
甘夏がじっとしていなかった。お散歩するほうが楽しいに決まっている。

馬事公苑では、イベントをやっていた。
柚子のアドレナリンを上昇させていた。
みんな、そんな楽しい雰囲気が大好き!というエネルギーを発散していた。

柚子ったら、確実に1時間以上歩いていたのに、家に着く頃には逆にスピードが増したを感じられるさほどだった。
2日前、死にそうになったコだとは思えなかった。

楽しいことをすると、こんなにも元気効果がある。
病気と闘っていることさえ、忘れさせてくれる。
大好きなお出かけは、免疫効果が上がる。
ぜったいに…。
そんな気がした。

お昼過ぎに帰宅。すぐに食事に出て、帰ってきてから安定剤を飲ませた。
この薬を飲ませるのは、居てみてあげられる時でないと怖い。
なにが起こってもおかしくない状態だし、リスクがあるということは獣医さんから注意を受けているから…。
そしてこの薬は今、食欲増進剤にもなっている。
興奮状態を落ち着かせる効果についてはまだ確信がもてないが、そのことだけでも良しと思っていた。

本当に柚子、痩せた。
背中をなでるとごつごつしていて骨が掌にあたる。
家に戻って、雑巾で足を拭く時の感触。小さく細くなった手足。
切なくなる。

疲れて少しは眠ってくれるはず…。今、うたたねしてる gre の腕枕。


  

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