4月23日木曜日
かぼす、甘夏をシャンプーした。
もちろん柚子はするべきじゃないと思った。
シャンプーをした時は、リードやハーネスを洗う。
着せている洋服を洗っている時もそうだけれど、いつまで柚子のこれらを洗うんだろう。
これを処分する時が来るんだわ…。そう思うたびに切なくなった。
昨日打っていただいた注射の効果は、その日限りだった。
今朝のお散歩で、鼻先についているのは花びらかなにかだと思って、「柚子ちゃ~ん、お鼻になんかついてるよ~」と顔を近づけたら、鼻の粘液だった。日中、出続けた。絶えず拭っていた。
最初のうち、歩くのは積極的ではなかった。でも、歩かせた。
このところ、安定剤の副作用で食欲を取り戻し、ふやかしたドッグフード、茹でたお肉をよく食べている。
だから出るものが出なくてはいけなかった。一昨日の夕方のお散歩から出ていなかった。
便は健康のバロメーター。
散歩に行った時にきちんとしてくれないと、帰るに帰れない。
そして、出てくれた時は、へんに嬉しいものだ。
そのチャンスを与えるためには、少し歩かせなければならなかった。
今朝は、なんだか右側の腫れがひいているように感じた。
獣医さんで、転移と言われた4月13日から、目の周りの腫れがだんだんひどくなっていた…。
口のきわの内側にあった口中にできた腫瘍も目で確認できないような気がした。
腫瘍の自壊というのは、顔の部分だったのか?
昨日、一昨日と一日中、口から出血していたので、寝ていたクッションが血だらけになった。
それらを洗濯する時に、マットをカバーを換えて、いつもとは違うバルコニーの前に置いてみた。
差し込む日差しと、窓からの風が気持ちいいのか?午前中、実に落ち着いて、そこで眠っていた。

ここ2日間、私達の後追いをしなくなった…。
私がいつもいてくれると学習して、不安な思いがなくなったのか?
それともよっほど、調子が悪いのか?
一昨日、鼻からの粘液、出血がひどかった時、出かける gre を見送っていた。
こちらもそんな風にされると、実に心配になる。
口が利けない動物は、かならず何か訴える時、サインを送っている。
絶対何かを発している…。
それなのに気づいてあげられない時がある。
鼻からの粘液は30分に一度ティッシュで拭ってあげないといけないくらいの量だった。
今朝は、獣医さんには電話して、昨日打っていただいた注射に代わる飲み薬を処方してもらうことにした。
夕方、gre に取りに寄ってもらうお願いをする。
この鼻の粘液、左側からのみ出る。
転移の腫瘍が右側だからなのか?
夕方、2日ぶりに階下を訪ねる。
義母の都合や雨降りでタイミングが合わなかった。
甘夏は、楽しみにしていて、今日こそは…という態勢で、足拭きの後、お座りして待っていた。
みんな喜んでいた。
けれど、その思いは、義母には理解してもらえていないらしかった。
gre が「毎日がお別れだと思って」と言った言葉も届いていないのだと感じた。
短い時間の訪問だし、あまりしつけにはいいことだと思っていないのにさせてしまっているのは、ウチのコみんな、義母のところを訪ねておやつがもらえることを楽しみにしているから…。
義母ももちろん楽しみにしていると思っていた。
でも今日は、おやつに集中せず、うちのコ達を後回しにして、なぜ今なのか?ということを始めた。
その時間を余り大切に思っていないのかなと感じられた。
癇に障って爆発してしまった。違うだろうと…。
毎日、死と隣り合わせの恐怖を感じていた。
その思いは、理解できないのかなと感じた。
この一瞬は最後かもしれない時間だとしたら、その時でなくてもいいことってあるはず…。
そして、こんなことも言った。
「柚子の目が腫れているでしょう」と私が言った。
返ってきた言葉は、「そうね。バセドー氏病みたいね」とだった。
毎日毎日元気かと聞いてくる。
おやつを柚子にあげてる最中は「かわいそうにね~、切ないね~」と言う。
一日中具合の悪い柚子をみている私には、ツラくて痛かった。
気分が萎えていた。
だから些細な言葉に敏感に反応してしまうんだと思った。
でももしも、そういう状況に立たされている相手が近くに居た場合は、自分は、慎重に言葉を選びたいと思った。
そんな夜、9時過ぎ、泣いていたあたしに gre が言った。
「最期になるかもしれない、みんなで散歩に行こうか」と。
日中は気持ちのいいお天気だった。
夜は少し肌寒い風が吹いていた。
どっちへ行く?と言われ、とっさにいつも柚子が喜ぶ道を選ぶ。
もちろん柚子は途中までバギーだったけれど、大好きな道はトロトロ歩いたし、バギーに乗っている時も箱乗りするほどゴキゲンだった。
午後8時、夕食中、いつもと違う場所に柚子はいた。
ダイニングテーブルの下、私の椅子とgreの椅子の間。少し不自然な格好で寝ていた。
私が、「この頃痩せて、おなかのお肉がなくなったからなのか、後ろ足が開くのよねー」なんてことを言った瞬間、痙攣をおこした。
呼び続けた。柚子柚子柚子。戻ってきた。本人もびっくりしていた様子だった。
抱いてやって落ち着いた。
涙が止まらなかった。
そしてそれから30分もしないうちに、また、呼吸が止まったような感じになった。
てんかんのような発作だった。
いよいよを感じた。涙、溢れた。
今思えば、今日は夕方の散歩、どうしても今歩いておきたい、そんな感じだったかもしれない。
そして足もよれていた。
でも夕飯は適当にたくさん食べたし、下でおやつももらった。ガムも食べた。
深夜12時半、柚子、また発作。
「やだやだ逝かないで」と言って抱きかかえる。
その後また、もう一度、同じようにひっくり返ってはひきつけをおこし、息が止まりそうになった。
そして、また、引き戻すことができた。
その後、興奮状態で眠る様子がないので、リスクを承知し、安定剤を飲ませることにした。
落ち着かず眠れない状態は、見ているこちらもツラい。
1時半。その後、私は失神。
gre が見ている範囲では、落ち着いて眠った様子だった。
  
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