縁起の良い機会に出されるお赤飯を意匠して作られたこのお店の代表銘菓。
小豆を使ったモチモチとした食感が絶妙な縁起物の蒸し菓子という
伊勢丹の”茶の道・名匠銘菓・茶席菓子のご案内にあり、
丁度、上のお菓子の引き取りの火曜日に入荷だったので、いただいてみました。
本当に、見た目だけでなく、お味もお赤飯。
お赤飯のスイートバージョンというような感じで、おめでたいムード満点!
扱いも良く、一つはいささか抹茶をいただくにはボリュームがありましたが、美味しくいただきました。
元和3年(1617年)京都寺町三条にて「亀屋和泉」を名乗り創業。
各種生菓子、干菓子に加え元禄頃より高麗餅(御目出糖の原型)を作り始める。
明治五年遷都に伴い東京八重洲北槇町に移転、「亀屋和泉萬年堂本店」の看板を掲げる。
明治中頃よりそれまでの高麗餅を赤飯に見立て「御目出糖」と名付け売り出す。
震災 戦災で八重洲の店舗を消失、銀座に移転現在は銀座八丁目三原通りにて営業。。
「御目出糖」は、御祝儀菓子としての意匠と共に大方の御推奨を賜り
100年以上になる銘菓だそうです。
こだわりの製法は、小豆あんに餅粉等、米粉類を混ぜそぼろ状にして
大納言の蜜漬けを散らし蒸し上げているそうです。
もちもちとした独特の食感は、とくにこだわって作っているそうです。
包装(化粧箱)が美しく、お祝いらしく
御婚礼御引物、諸御内祝い、日常のご贈答などに最適かと思いました。
こちら萬年堂さんの”御目出糖”と、桃林堂さんの”小鯛焼”を揃えたら
壽づくしで縁起の良い、洒落たおもたせになりそうです。
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